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Lee Izumida × AICON さんの2人展「No borders」に行ってきました。

Lee Izumida × AICON さんの2人展「No borders」に原宿へ!

 

僕にはペイントを始めるにあたってきっかけとなった人物、かつ憧れの人物がいる。

それはフランスの画家Henri Matisse (1869-1954)と東京を中心に活動するペインターのLee Izumidaさんである。

今回は原宿で現在開催中のLee Izumida × AICON さんの2人展「No borders」に行ってきたので、そこで感じたことの話。

 

412日のこと。その日はバイトがなかったため、前から「絶対に行かなくては!」と思っていたLee Izumida さんとAICONさんの2人展を見に行ってきた。休みの日に渋谷や原宿に行くのは嫌いな僕だが、自分がペイントをするきっかけになった人物の絵を間近で見れるチャンスは逃すわけにはいかないと思い、この日だけは迷わず電車に飛び乗ることができた。

 

場所は原宿駅近く、SHEL’TTER TOKYO の地下一階にあるLovus gallery。シンプルな作りであまり大きくない会場だったが(展示数が多いと疲れてしまう自分にとってはありがたい)足を踏み入れた瞬間に展示されている作品が作り出す世界観に圧倒された。

 

大胆なタッチと色使いで花のモチーフを描いたLee izumidaさんの作品と、線の強弱やうねりで描かれる人物画がモチーフのAICONさんの作品。2人ともスタイルは違うけれど、どこか調和がとれていて、ギャラリー自体がひとつの大作であるかのような感覚を覚えた。

 

いつもInstagramで憧れの目で眺めていたLee Izumidaさんの作品を目の当たりにして、作品自体の素晴らしさと、原画だからこそ伝わるエネルギーに圧倒されながら30分ほど作品を眺めた。個人的には、グリーンをバックに描かれた赤い実の絵にテキストを合わせた作品が、光や影の入れ方、背景の表現、赤のグラデーションなど細部に至るまで繊細で、直接みたからこそ感じられるパワーを感じ、印象に残った。Leeさんといえば背景色に明るい色を用いるイメージがだったのだが、今回は全て新作での展示ということで、暗い色を背景とした作品が多く、新鮮さも感じることができた。

 

↑花や赤い実にテキストを合わせたモチーフ

 

↑暗い色を背景とした花のモチーフ

 

「自分も今年中に必ず展示会を開こう!」と心に誓って、世界堂で画材を仕入れてその日は帰路に着いた。

 

Lee Izumidaさん本人が在廊していなかったのが唯一の心残だが、423日まで展示を行なっているということで時間が空いたらリベンジしようと思う。(もし在廊していたら、「いつか一緒に仕事ができるように頑張ります!」とかって言うつもりだった笑、あと本当に一緒に写真撮りたかった笑)

 

とにかく、自分のルーツに初めて生で触れることができて忘れられない展示になりました。

正直にいうと、東京(特に渋谷、原宿、新宿らへん)が苦手な自分だけど、今回のように最前線を走っている方々の作品を見る機会が多いという点では、宮城を飛び出して東京に来てよかったなと思います。

 

ブログじゃなくて早く絵が描きたいので今回はこれで終わり!

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